袋帯を名古屋帯に仕立ててみました。Ⅱ

 

証紙番号25番の名に恥じない、糸も織もとても優れた品物です。いまはこのような感覚の帯地は流行でないのは私も存じております。ただ、廃棄するのには品物が優れていますので、わたしがもったいなくて、どなたかお使いいただければ、ありがたいと思い、仕立ててみました。お茶をなさる方ですと、このような帯地もお締めいただく機会がきっとあると思います。仕立て上がり¥10,000、-(別税)でお願いいたします。

袋帯を名古屋帯に仕立てました。Ⅰ

 

川村久太郎さんの趣味の紬の袋帯を名古屋帯に仕立ててみました。最近は、袋帯の二重のお太鼓が重い感じ・・・と言われる方が多く、名古屋帯がとても好まれていると思います。川村さんの染め帯は袋帯として評価も高かったのですが、紬や小紋などにも名古屋の方が使いやすい・・・・といわれます。値段は処分の価格で、仕立て上がり¥35,000、-(別税)でお願いいたします。

名古屋帯、仕立て上がりⅤ、Ⅵ

 

 

栗山紅型の麻の生地の夏帯、二点をご覧ください。わたしが長く入院いたしておりまして、ことしは夏帯もほとんどご覧いただくことなく過ぎてしまいました。栗山さんの夏帯は、秋冬物よりも値段は高いとされています。もうあすからは単衣の時期ですので、あまり夏帯をおすすめする季節ではございませんね。値段をうんと勉強させていただき、柄も品物も吟味してございますので、お求めいただきたいと思います。仕立て上がり¥¥48,000、-(べ地税)でお願いいたします。

名古屋帯、仕立て上がりⅡ

 

この染め帯は長くたきちで店番をいたしております。ごく重めのちりめん地で、絵はいい腕で描かれていますし、きっと早くにお求めいただけると思っていたのですが、すこしおとなしい柄でもあり、長く番頭を勤めてくれました。仕事も生地もいいものでございます。紬などの普段用ばかりでなく、お茶のお稽古の席などにも充分お役に立つと思っています。処分の値段でございます。¥48,000、-(別税)でお求めください。

名古屋帯、仕立て上がり。

 

長谷川の名古屋帯です。かっては、良品を安くでお求めいただきたいと、とても良心的な価格で発売されていたのですが、現実には経営が成り立たず会社がなくなりました。たくさんの方にお求めいただかねば成り立たないのですが、もうそんなにきものや帯地が必要とされていない時代なのですね。わたしにとっても長谷川の倒産はショックでした。自分も同じことを考え、目標としてだけに、時代が変わったことを目の前に突き付けられたな思いでした。長谷川さんの仕事は評価も高かったので、山田さんがを後を引き継いでおられますから、品物は作られています。たきちにはまだ数点在庫でございますが、とりあえず、この1点は¥48,000、-(別税)でお願いいたします。

付け下げ二題。

 

 

 

 

 

 

わたしがあつらえています風神雷神の訪問着の打ち合わせのために何度か染め屋さんと会っています。今回は、めったにないことですが、どうしても欲しい付け下げが二点あり、ともに求めました。上の淡いグリーン地の付け下げは、衿から袖まで、身頃も上前、脇縫いとすべて柄の合い口のある訪問着仕様になっています。作りが豪華なきものではございませんので、付け下げとして申し上げています。写真ではございますが、見事な糊糸目です。これだけ簡素な付け下げで、これだけ見ごたえのる作品に仕上がるのは、糸目を置く職人の技術がいいのと、色を挿す職人の呼吸がぴったりと合っているからだと思います。わたしはこのような作品を作る日本人の生き方が大好きです。職人の手になるのですが、作家さんのように自己主張するのではなく、ただひたすら技術を磨き、感動を呼ぶ作品に作り上げます。この染め味を伝えたくて80歳のいまも呉服屋がやめられません。この作品も、下の桐の柄の作品も仕事は当代トップの職人さん達の手になっているのですが、ともに見てホットするような和やかに穏やかさを感じていただけるのではないでしょうか。わたしは日本人はこのような生き方をするのがもっとも似合っているのではないかと思っています。声高に自己主張を世界に語るのではなく。