唐織で締め切りの名古屋を・・・・

〆切り参考柄-500

今年の五月ころ、泰生さんで織ってもらった締め切りの名古屋帯をご覧いただきました。点数も僅かしか作れませんし、袋帯を名古屋に織るためには、筬を替え枝抜きを替え、整経から替えてまいります。機の拵えそのものを変える・・・ようになります。よく、泰生さんが引き受けていただけた・・・とおもいます。好評をいただき、次の締め切りを考えなさい・・・とご注文いただくのですが、量産なさる機屋さんでは造りがいい加減になりますし、今回は唐織で挑戦したいと思いますので範囲がうんと狭くなり、どこにも引き受けてもらえない日々が続きました。ふと、数年前に織ってもらった、個人でこつこつ織っておられる職人の方を思い出して、お願いしたところ、引き受けてもらえる運びになりました。もと、山口さんで織っておられた職人の方です。本格派の唐織りを織ってもらえます。今年の暮れ頃にはなんとかご覧いただけるのでは・・・・と思います。ご期待ください。