つづれの糸で組む、ゆるぎの帯〆

ときどきご覧いただいています帯〆です。もともと綴れの機屋さんがサービスで組んでわたしたちに分けてもらっていたのですが、最近は、人手不足で帯〆までは手が回らないといわれるのですが、長いお付き合いですので、色を指定してお願いすると組んでくださいます。ご覧いただきますように、淡い色を多くご注文いただきます。この帯〆を扱うようになってから、伊賀の組みひももまったくご注文がなくなりました。綴れの糸の魅力だと思います。わたし、実家が綴れを織っていましたので、糸の特性はよくわかっています。この帯〆も、汚れた時、石鹸をつけて洗っていただけます。それだけ頑丈な性質をもっているのです。お相撲さんのまわしは綴れで織るのですが、酷使に耐える織物で、品質は抜群です。色を指定していただきますと、1か月くらいで組んでもらえます。能登でくんでおられるように聞きます。どうぞお好きな色をご注文ください。¥9,800、-(別税)でお願いいたします。