つづれ糸で組むゆるぎ帯〆・終わります。

とても残念ですが、綴れの糸で組む帯〆を今回で終わります。綴れ屋さんが趣味で始められた帯〆ですが、家内が一本いただいて、あまりにも締め心地がよく、商品としてお願いして組んでいただきました。もう30年くらい続きました。数年前から、できれば終わってほしい・・・といわれていたのですが、無理にお願いしていました。爪掻き綴れの有名な機屋さんです。爪掻き綴れも私が注文しておねがいすることも少なくなり、機屋さんには帯〆めはご迷惑だったろうと思っています。ゆるぎの組みは池之端をはじめとしてたくさん扱っておられるところがありますから、なくなるものではありませんが、綴れの糸で組むことはまずありません。17本ございます。消費税分を値引きさせていただき、¥9,800、-でおもとめください。

帯〆は京組みひもや伊賀の組みひもの井上さん、前澤工房など取引がございますから、なくはなりませんが、ゆるぎの組は、いろいろ拝見しましたが、糸が違いますので、扱う気になりませんでした。一つなくなり、新しく生まれるものもあり、変わってゆくことは発展の基礎ですから、これでいいとおもいますが、30年あまり親しんだものが無くなることはやはり寂しいことではあります。