スクイ名古屋帯、鳥獣戯画

写真がよくないので、ご覧いただいてもあまり魅力を感じていただけないと思います。質の向上を図っていきたいとおもいます。スクイは、綴れも同じなのですが、織る帯の下にセットした鏡を見ながらどのように織れているか確認して織り進めます。帯の裏を上にして織ってまいります。この線で出す柄は、軽いように見えましても結構難しく、ベテランの技術が求められます。二番目と三番目の写真は、同じ部分を表と裏を写してあります。スクイの技法がよくわかります。この鳥獣戯画は、不祝儀にお使いいただくことが多いように聞いております。法事の帯としてお使いになられるのだそうです。わたしはすこし違和感がありますが、たしかにお経の帯よりさらりとしていいかもしれないと思います。私自身は、枯れたおしゃれな帯として考えております。値段は前の二点と同じでございます。