栗山紅型染め名古屋帯

栗山紅型の染め名古屋帯二点をごらんください。栗山さんの染め名古屋もたきちはずいぶん扱ってまいりました。みなさまご存知のように栗山吉三郎さんは、明治期の琉球の染織の爆発的なブームの中で、一時の流行ではない、深い愛情と研究を紅型に寄せられ、感性としても国内の風土気候に合った作品を発表なさいました。いまもって多くの方々に感動を与え続けておられるのですから、吉三郎さんの研鑽と努力はとてもすばらしいとおもいます。そして、わたしが思いますのに、値段を高くなさらないことがとても立派だと思います。このような工芸品は価格を高くし、生産を抑えて希少価値を狙うメーカーが多いのですが、そのような気配はありません。本家の琉球紅型はとても高くて、日常の感覚と大きく離れてしまっています。それはそれなりに戦略にもとずいてお考えなのでしょうが毎日がきもの・・・の生活の感覚とはずいぶん離れているようにおもいます。ともあれ、この二点の値段は¥35,000、-(別税)でおねがいいたします。