帯屋捨松、九寸夏帯

捨松さんに得意となさる九寸の夏の名古屋帯です。生地は紗になりますが、セミの羽のような薄い生地です。この写真は生地を二重にして撮影しています。帯芯を入れた状態ではもっと柄が立ちます。昨年で終わられるように聞いていましたが、今年もなさっておられます。こちらは芯を入れて仕立てる帯ですから、礼装のための帯として制作されています。ですので、夏の付け下げまでお締めいただけます。また、あまり威張った雰囲気はありませんから、絽の小紋や無地、また、普段着の夏の紬のおきものや、夏大島にでも十分お使いいただけると思います。実物をご覧いただきますと、とても魅力的な帯でございます。昨年の在庫ですので勉強させていただきます。¥75,000、-(別税)でお願いいたします。