絽、手描き染め名古屋帯

絽の染め帯をごらんください。昨日ご覧いただきました帯の染屋さんの糸目を置いた手描きの染め帯です。ときどき付け下げや小紋などでご覧いただいている染屋さんの作品です。こちらは礼装用の帯になりますから、夏の無地の紋付や飛び柄の格調のある小紋、夏の江戸小紋、絽の付け下げなどに合わせてお使いいただけると思います。昨今の暑さでございますから、6月に入りましたら暑い日などには単衣の上にお締めになられる方も多くなっています。夏大島や小千谷などには使いにくいとおもいます。染めはご覧いただいたように、手描きでも細やかな柄の色挿しです。手のかかった加工で、このような昔ながらの品性のある染め帯は少なくなってきています。わたしのところに二年くらい番頭を勤めています。このたび退職してもらわねばならなくなりました。¥75,000、-(別税)でおねがいいたします。最後の二枚の写真は、前の柄の写真です。