小千谷ちぢみの生地に江戸紅型の染め。

この小千谷ちぢみの染小紋は、私といたしましてはとてもつらい処分になります。二年前、生地を求め、柄を注文して染めましたが、半分もお求めいただけませんでした。ふつう、夏のきものは単色で染めて、この紅型のような朱や黄色など多色では染めません。でも、夏の多色の紅型って、命の躍動のようなエネルギーに満ちているようで、以前からわたしは魅力的・・・と感じていました。いまでも素敵に感じていまして、わたしの誤りはコストの高さであったとおもっています。でも、木綿などに染めるのならば、プリントで十分ですし、浴衣になってしまいます。やはりそれなりに本物を・・・と私が夢を追ったのだな・・・と自らを反省しております。問屋を経由しては10万までで発売はできないとおもいます。わたしが86,000円でお求めいただいていました。処分として¥58,000、-(別税)でお願いいたします。