お召しⅡ

 

 

 

 

 

 

ただいまは三柄で配色はそれぞれ三色を織っておられるそうです。いまでは丹後の屈指の機屋さんですが、納品先を固定せず、広く門戸を開けておられます。わたしはこのことがとても大切なことだと思っています。広い販路は競争を生み、価格の硬直を防ぎます。また、流通機構で保護されていませんから、常に緊張と努力が求められます。乗り越えて一流を保つことはこの時代では容易なことではありません。お召しは求められている織物ですからコストを抑えて多くの人に求めていただける品物を提供し続けていただきたいものです。値段は昨日申し上げていますように¥79,000、-(別税)でおねがいいたします。