小千谷ちぢみ、江戸紅型Ⅲ

もう一点、小千谷の紅型がございました。すてきな浴衣になるとおもっています。この江戸紅型は、綾瀬の近くで染めておられます。琉球で染める紅型は顔料で染めまが、この反物は染料で染めています。沖縄地方の日射量は内地とはずいぶん違います。沖縄で染料のきものをお召しになられますと、すぐに色が退色いたします。ですから、顔料のような生地に乗せる染め方を摂ります。顔料で染めたものは、内地ではすこしタッチが強い・・・と感じられます。帯などは部分が小さいですから、アクセントとして魅力的なのですが、きもの全体では染料で染めた方が穏やかな気候風土には合っているように感じます。この小千谷も¥58,000、-(別税)でお願いいたします。