2023年1月31日に、故室田正三に続き、妻、故室田保子も永眠致しました。
本ホームページにつきましては、お客様のご要望によりこのまま継続掲載させて頂きますが、ご返答につきましては今後対応致しかねますこと、どうぞご容赦くださいませ。
関係者の方におかれましては、これまでの長年のご愛顧、重ねて御礼申し上げます。
親族一同
2022年6月16日から23日の間に御きもの処たきちのホームページにアクセスしていただいたお客様。
この間、サーバー更新作業などによりホームページへのアクセスができない状態が続きましたことお詫び申し上げます。6月23日に無事復旧しました。
なお、この間、ホームページの更新が滞っておりますこと併せてお詫び申し上げます。
店主の体調不良によるところがありますが、細々とではありますが、お店は営業しております。
御用のお客さまはお電話いただけますと幸いです。
画像のないホームページでみなさまにお目にかかりますのも初めてのことかと思います。実は画像の処理が思わしくなく、アップしたい画像がご覧いただけないのです。
おはずかしい話ですが、わたし、二度目の圧迫骨折に見舞われ、自宅で頑張りぬきましたが、足腰が思いのほか弱りまして、立ち上がることも、歩行することも、一歩もかなわないほどポンコツ老人になりました。今回ばかりは自分の唯一つの生き甲斐も続けられない・・・と思ったのですが、介護をはじめとして、リハビリの方の親身なアドバイスなどもあり、ようやく自力歩行もできるようになりました。ワクチンの一回目もすみ、7月6日に二期目の注射を受けます。なによりうれしかったのは、二回目が済めばそれほど用心しなくてもいいだろうから、12日の月曜日には会いに行きますから、仕事を始めてください・・・と言っていただいたことです。みなさまのきものに参加できる・・・この上ない幸せなことです。
7月の染め屋さんの予定は7月は14日(水)午後1時から翌日15日の御前と午後と時間を取っていただくようお願いいたしております。8月はオリンピックなどもあり、たぶんお休みに近い状態になるのでは・・・と思いますので、7月に時間を取っていただくよういたしてみました。私が身体不自由者でございますが、ご協力をいただきたい と存じます。
コロナとの付き合いを通して、人々はどのように変わられるでしょうか・・・現実にその時が来てみないとわからないこと・・・でございます。でも、コロナ以前はまわりの方々と深く結びついて生きていたことに改めて気付かされました。生きているのか人間関係の中で生かさせてもらっていたのか・・・一言ではすまないように思います。
爽やかな柄をお気に召されてお求めいただきました。生地には市松の地紋がございます。単衣用として好まれたようですが、飛び柄の袷の小紋にも、また、お稽古用の江戸小紋などにもお使いいただけるようにおもいます。すこし帯の意味をを軽くして、違った雰囲気を・・・も素敵です。さすがに染めは職人を択ばれて、よく生きています。お召しの方は意外な組み合わせをお考えかもしれません。お召しの写真をおねがいをしてご覧いただけますよう努力をしてみます。
東京は大変な時期でございますが、6月の染め屋さんの東上の予定を申し上げます。お客様はだいたいお二人で一時間くらいご覧いただいています。可能な限り少人数で、とても用心深くお越しいただいております。たぶん、ワクチンの注射が進行いたしましたら様子も変わってまいりましょう。今回も午前と午後の二組で、4人様にお目にかかるようになると思います。控えめなご案内でございます。
6月17日(木)午後1時~6時
6月18日(金)午前10時~12時
ご予定がつくかたは、早めにご連絡をおねがいいたします。
地色がどうしても出せません。まことに残念なことですが、もうすこし上級者でないとこの色は出せないと思います。ヒワ色。日本語のこの言葉はもう死語になってしまっていると思っていたのですが、この付け下げをおもとめいただいた方はそのように表現していただきました。私のコンピューターには、かって日本語として生きていたヒワの漢字がありません。耳なれないヒワの色をどうぞお調べになってください。味わいのある名前だと思います。この付け下げは多くの方が心を動かされる名品だと思います。贅を凝らした威圧的な面がまったくなく、礼装として十分に役目を果たしながら、過度な装飾もありません。わたしが若いころにもこのようなお嬢さんのためのきものはありました。そして、いまも作られ続けています。ちょっとご覧いただいたお茶の先生も、このような付け下げを娘に用意しなくては・・・とおっしゃっておられました。ちなみに娘さんは50歳を過ぎておいでなのですが、お召しになられれば、人柄とあいまってお似合いだろうな・・・と思いました。きものの持つ魅力の一面をとてもよく表現してくれている夏物だと思います。どちらかと申しますと素朴な飾らない付け下げでございましょう。味わっていただきたい一品です。