米沢・真綿紅花紬

 

 

 

 

 

わたしは紬が得意ではなく、安く求めましてもなかなか売れません。染色や帯の織りはひと目見ればどのようなものを作りたくて制作しておられるのかわかるのですが、紬はそこまで感じません。わたしが着てみてこれはいいもの、これは疑問・・・・とわかるくらいなのです。この紬も先日米沢の買い継ぎのかたに教えてもらいました。いまはこの真綿の原糸が手に入らなくて真綿紬が織れない状況のようです。この反物は在庫ですので、安くでお求めいただきますが改めて求めることができないようです。紅花染めは米沢にとっては別に珍しいことではないようですが、天然染料の扱い方は化学染料とはまた違う世界で、次第になくなって行くでしょうと思います。適温も触媒も違いますから手はかかる染めだと思います。とりあえず、3点ございますが、¥59,000、-(別税)でお願いいたします。単衣によくお稽古着として惜しみなく酷使していただけます。値段は安いとおもいます。