名門の袋帯三品。

 

 

 

 

 

 

 

いずれ劣らぬ名門の機屋さんの帯地です。トップの機屋さんは山口織物と並んで、唐織では有名な山城さんです。わたしは若いころはこちらに伺って、蔵から昔の図案を出していただき、地色や目色を替えて手織りで織ってもらったりいたしました。なつかしい機屋さんです。真ん中は証紙番号56番の洛陽さんです。すこし高いのですが、織りだしの魅力もあり、多くの方にご支持いただいています。最後は小森さんです。京都の実家から歩いて5分のところなのですが、若いころは格が高すぎて、こんにちは・・・とはうかがえませんでした。こちらは糸錦で織られていますから、唐織りと比べますとすこし生地が重くなります。山城さんはとても安く入りました。¥135,000、-。洛陽さんは¥180,000、-。小森さんは¥150,000、-です。いずれ劣らぬいい帯地でございます。