逸品きもの3点

この3点は、また別な買い継ぎの作られたものです。左端の絞りは大胆な構図ですが、朱の色もよく、一目見て魅力を感じました。わたしなら・・・・と思われる方がいらっしゃいましたらどうぞお召しください。パーテイーの席などでは、訪問着よりはるかに効果を発揮するきものになりますよ。もっとも、きものの身幅を考えますと、6割くらいしか柄が出ません。ご覧になっておられるよりおとなしい着物になると思います。¥58,000、-(別税)でお願いいたします。安いと思います。

中央のネコの柄は、猫の柄の地紋を、生地から開発して、地紋を蝋で伏せ、引き染を施した加工です。担当は若い、私には孫のような若い男性ですが、一反づつ地色を変え、縦ボカシを入れたり、てのかかった仕事をしていました。とても自信を持っていて、少しづつしか作れませんが、意外性があり、専門店では評価してもらっています・・・とのことでした。孫の熱意にほだされて・・・なのですが、わたしが作ったらいくらかな?と自問してみたのですが、この猫の柄の地紋の生地の開発だけでも、わたしにはとてもできません。珍品として評価していただきたいと思います。¥90,000、-(別税)でお願いいたします。

右端のきもの地は、夏の小千谷のちぢみの生地に友禅のとても風雅なきものです。染め、生地ともに一流と申しあげれます。若い方からご年配の方まで、幅広くお召しただけます。¥96,000、-(別税)でお願いいたします。

今年はわたしがし残したことなどを少しづつ手がけてゆきたいと思っています。3月の末のころには、単衣、夏の帯として、まことさん、捨松、さらに、独立して綾竹の機で、手組みしている職人のものなど、ごらんいただけます。いましばらくお待ちください。