塩瀬半襟

きょうはみなさまにお願いがあります。塩瀬の半襟を織ってもらっている機屋さんが、生糸の値上がりが大変で、一割くらいの値上げをおねがいしますと、値上げの通告がありました。塩瀬の半襟は、絹の相場に直接連動いたします。正月以来、八掛の生地も値上がりしています。(一枚分100円くらいですので、値上げはしなくて済みました。裏地も、次回からは値上げを・・・と言われています。この半襟は、350匁の目方で、一幅で織ってもらっています。いちど400匁を織ってもらったのですが、衿周りが固くて、重すぎる・・・と苦情をいただき、350で織り続けてもらっています。いままで、2,500、-(税込み)でお願いしてまいりましたが、このたび¥2,800、-(税込み)でおねがいいたします。塩瀬の半襟としては市販のものの中では、もっとも上質の半襟だとおもっています。現実にお茶の先生方も、贈り物としてお使いいただいています。今年中、再度の値上げはいたしません。ご了解いただけますようお願いいたします。なお、生の状態で織り、精錬の工程になりますので、しぼをあげることも可能です。古浜のような手触りの半襟も織ってもらうこともできます。もともと、白生地は、江戸時代はほとんどが練った糸を織るお召し機がほとんどでした。その中で、丹後地方で、しぼの上がったちりめんが開発され、この織り方は撚糸に工夫があり、お召し機では織れませんでした。雪崩をうって生機へ生産が傾いたのだそうです。練り糸で織るちりめんはお召し機と呼ばれているのですが、(先練りとももうします)すこし腰があり、独特の風合いを持っています。いろいろの多色の糸を織り込んでいるお召しと呼ばれているきものもこの先練りのお召し機の仲間です。よろしくおねがいいたします。