一樹庵、絞りきもの二点

この絞り着尺は、京都の買い継ぎが制作発売した着物地です。日本製で、相当量作っておられます。量産効果・・・と申しますか、とても安くで提供してもらっています。染め屋さんが、作って在庫を抱える負担に耐えられなくなり、買い継ぎが前面に出て、制作発売の役割を果たしておられます。買い継ぎは、素人の多い問屋とは異なり、一人一人がプロとして采配を振るえる能力を持っておられます。わたしも買い継ぎは信頼し、頼りにしています。ただ、最近は丹後の生地が高くなり、生地の値上がり分の負担は通告されています。この着尺はきものに、あるいはコートにとご利用いただきたいとおもいます。黒地に白の絞りの単色のコートは、きものを選ばずどのきものにも合わせていただきやすいです。また、最初の写真の淡い藤色の着尺は、単衣のきものにしていただきますと、重宝な小紋としてお使いいただけるかと存じます。¥39,000、-(別税)でお願いいたします。

来週から、注文してありました、単衣や夏のための帯地がとどき、ご覧いただけるかと思っています。夏の帯はたきちにとりましても最後の商品になるかとおもっています。都さん、藤田さん、捨松、まことさんなどいい機屋さんの作品をご覧いただけるかと思います。