絞りと版画併用の小紋

絞りと版画染めの併用の小紋です。ある買い継ぎの大手が制作した小紋です。大手で発言力もあり、わたしでは交渉力がたりない染め工房のものはお願いして求める場合があります。さすがにプロの集団ですから、値段の交渉をすることは稀で、一言で終わります。普通、買い継ぎは問屋相手なのですが、京都時代からのつながりで長い付き合いがつづいています。この小紋は版画染めを併用していますので染め味が独特で、魅力を感じました。スクリーンやプリントのものはまず本物かどうかを用心して見定めなければなりません。絞りはひと目で偽物はわかりますから絞りの加工と版画の染めの工房を確認して日本製であることを確かめて求めます。生地は丹後の紋意匠ですが、目付きも重く、いい生地でございます。単衣にも袷にもお使いいただけます。¥69,000、-(別税)でおねがいいたします。

わたしの写真の撮影が丁寧に写そうとおもいますととても大変で、遅くなってしまいます。たくさん撮りだめしようと思うのですが、写真撮影もなかなか重労働でございます。この連休には店がお休みですので、すこし頑張ってみます。