都、スクイ八寸

 

 

 

 

 

みなさまホームページをおとずれていただきありがとうございます。毎日たくさんの方々がホームページにお越しいただいています。わたしが怠けてホームページにアップしていませんのに、申し訳ないと思っています。この連休は雪が降るようですし、みなさまにわずかですが目の保養をしていただきたいと思い新しく入ったものをごらんいただきます。

ご覧いただいていますのは、都さんの八寸のスクイの帯地です。単衣や夏の季節にお使いいただける帯地です。5月の中旬から9月いっぱいの期間だと思います。単衣の淡い地色のおきものに、また、夏の麻や絹の絣のきものに、また、絽や紗の小紋などにもお使いいただけます。付け下げや紋付きの無地のきものにはやはり芯を入れて仕立てる帯がよろしいかとおもいます。以前は八寸のスクイ帯はおしゃれ用に限定されていましたが、最近は儀式のとき以外はみなさまお締めになっておられます。機屋のほうでも、太い糸のざっくりとした八寸はほとんど作られなくなり、絽目や紗のきちっとした帯を生産なさるように変わってきております。この帯地も、八寸の絽つづれから比べますとすこしおしゃれな感じがいたしますが、昨年ご覧いただいた絽つづれのメーカーでもございます。今年は絽つづれは発注いたしませんでしたが、スクイはお好みの方も多く、他の機屋さんのものでもスクイを中心に手織りのごく上質の帯地が入ってきています。この帯地は¥90,000、-(別税)でお求めいただかねばなりませんが、機屋さんも品物も一級品でございます。