都さん、爪つづれ絽八寸、

 

証紙番号385、都さんの爪つづれ絽の名古屋帯です。一点のみ残しました。いろいろな説明は不要だとおもいます。わたしが155,000円でアップいたしておりました。これらは柄を見て、注文して織ってもらっていますので、どこにでもあるものではございませんし、単衣、夏と両方お使いいただけます。いかがでしょう、¥70,000、-(別税)でお願いしたいのですが。

織楽浅野、袋帯

 

織楽浅野はもともと浅野というすばらしい織りを製品にしていた機屋さんの一族の方だと聞いております。若い女性の方々には圧倒的に好まれていますと織楽浅野を取り扱っている方は申されます。わたしは少し感性が違うのですが、特別安ければときどき正規でないルートのものを求めることがあります。この袋帯は、正規に求めていますのでとても高かったと思っています。わたしが25万ほどの値段をつけるのですから、原価はとても高かったです。今回は最後ですので、¥50,000、-(別税)でお願いいたします。

 

捨松の名古屋帯です。撮影のため生地に触っておりましたが、さすがに捨松だけのことはあります。糸質といい、名古屋に使う柔らかさ、しなやかさなど単に捨松という名前だけではなく、担当者の力量と仕事に対する誠意を感じさせられました。撮影はもうめちゃくちゃです。照明が扱えませんのでいい加減なことです。この品物は3日の間のみの出品とさせていただきます。¥50,000、-(別税)仕立て上がりの値段です。

 

7月以来。

 

みなさまご無沙汰いたしております。7月以来、ホームページでお目にかかることもできないでおりました。圧迫骨折で寝たきりの生活が続き、ようやく起き上がれるようになりましても体力の衰えはなかなか回復いたしませんでした。それでもお客様方にお越しいただき、私といたしましてはただただ感謝いたしております。月に一度、染め屋さんが来てくれます行事も毎月何人かお見えいただき、誂えの染めもご注文をいただき、このような老人のわたしも生き甲斐を感じさせていただいております。たきちはまだ法人の形をとっているのですが、会計士もう限界ではないですか・・・と助言をいただき、3~4か月をかけて法人を閉じることにいたしました。商品はもう150点くらいですので、たきちのホームページ上で処分いたしてまいりたいと思います。もう後のない時期に至っていますので、値段は原価を割って、処分の値段にさせていただきます。毎日1~2点をアップさせていただきます。どうぞお気に召すものがございましたらメールでも電話でも頂戴したいと思います。

ちなみに写真の袋帯はたきちが13万で最初にご覧いただいております。ともかく処分の値段といたしまして、¥50,000、-(税別)でおねがいいたします。おしゃれな帯地で、ネットをご覧の方ですとよくご覧になられた帯地かと思います。紬や小紋などに合わせていただきたい帯地です。

逸品の小紋。

 

ようやく染めあがってまいりました小紋をご覧ください。江戸小紋の雪輪の柄に雪輪の形を抜染(色抜きのことです)いたしました。雪輪の形の型を彫り、色抜きいたしますが、白く抜いたところに色を挿します。雪輪の全体を色抜きをして、中の部分全部にに手描きで柄を描いたりも致します。コストの問題より好みの問題でございます。グレー地の雪輪の小紋にくすんだ黄色の雪輪の柄を飛ばす・・・心憎い瀟洒な小紋にあがりました。地色、柄などどのようにも作らせていただきます。

昨日、ある商社から金融処分品の展示を月曜日に行います・・・と連絡をいただきました。最近では北尾の倒産以降はじめてです。すこしくわしい話を聞いて、参加する旨返事をいたしましたのですが、お医者さんと相談しましたところ、もしコロナに感染したら、私の場合は、次回から気を付けます・・・という状況にはならないと承知で、お出かけなさい・・・と言われました。日常の買い物も介護の方にお願いしているような状況ですので悩みましたが、今回は断念することにいたしました。私のところまで送ってきてくれればいいのですが、五百数十点の袋帯は入札方式で処分するのがもっとも合理的です。自分の置かれた立場を感じました。わたしのような老人ではなく、若い人たちはそのレベルの機屋の帯地が金融で出れば、即刻、一日か二日で処分できるでしょう・・・と訊ねましたところ、多くの買い手が今回はパスします・・・と言われるそうです。丹後の機屋さんから京都の染屋さん、また、帯地の機屋さんなどの話を聞いているのですが、こんにちの業界の雰囲気をよく伝えている話だとおもいました。わたしは業界の中でも、展示会を中心に営業しているところは相当落ち込むであろうと考えていますが、帯地でも爪つづれの誂えなどはほとんど影響を受けていませんし、誂えの染めの分野でも、めちゃくちゃな値段で販売しているところは落ち込みが厳しいですが、地方の堅実な経営のところはそんなに落ち込んでいないように聞きます。やはり、買い継ぎの情報がもっとも実情に近いように思います。でも、業界全体としては、今年が終わって来年の様子次第・・・・・とおもえますので、まだまだ見通せないと考えています。80歳を超えてまだこのような生臭い話をいたしますのですから、じぶんながら度し難い老人だと思っています。