袋帯を名古屋帯に仕立ててみました。Ⅳ

 

坂下という機屋さんは今はございません。手織り以外は織らない有名な機屋さんでした。この帯も二十数万いたしました帯地です。わたしはこの帯を手に取っていただいて、糸の質、軽さやしなやかさ、締めたときの感じなどよくご説明いたしました。この帯はおしゃれを目的とした帯ですので、礼装の帯を織るときの糸遣いや織とは発想そのものも異なるのですが、スクイの高価な帯地はだいたいこのクラスの糸や織りになってまいります。わたしは結城の無地や単色の紬のおきものなどに合わせてお使いいただきたいと思っています。お仕立て上がり¥35,000、-(別税)でお願いいたします。

袋帯を名古屋帯に仕立ててみました。Ⅲ

 

この袋帯はある呉服屋さんの廃業の時に引き受けた品物です。中堅の機屋さんですが、糸もよく織も織機ですが、真面目な仕事をいたしております。みなさまの間で、結婚を控えて、名古屋帯がご入用な方や、お茶を始めようとお考えの方がいらっしゃいましたら、とても重宝でお役に立つ帯地だと思います。六通の柄になっていますので無地の紋付や付け下げに十分お使いいただけます。最近は名古屋帯を織る機屋さんが極端に少なくなってまいりました。業界の方向としては、手織りで相当凝った織物に仕上げて、高くお求めいただくか、粗悪な素材や織でも形だけの帯を作るか・・・の二者になってしまうのではないかしら・・とおもうような時代の変遷です。健康な実用的な中級品が作られにくい時代なのだと思います。どうぞご利用いただきたいと存じます。仕立て上がり¥35,000、-(別税)でお願いいたします。

袋帯を名古屋帯に仕立ててみました。Ⅱ

 

証紙番号25番の名に恥じない、糸も織もとても優れた品物です。いまはこのような感覚の帯地は流行でないのは私も存じております。ただ、廃棄するのには品物が優れていますので、わたしがもったいなくて、どなたかお使いいただければ、ありがたいと思い、仕立ててみました。お茶をなさる方ですと、このような帯地もお締めいただく機会がきっとあると思います。仕立て上がり¥10,000、-(別税)でお願いいたします。

袋帯を名古屋帯に仕立てました。Ⅰ

 

川村久太郎さんの趣味の紬の袋帯を名古屋帯に仕立ててみました。最近は、袋帯の二重のお太鼓が重い感じ・・・と言われる方が多く、名古屋帯がとても好まれていると思います。川村さんの染め帯は袋帯として評価も高かったのですが、紬や小紋などにも名古屋の方が使いやすい・・・・といわれます。値段は処分の価格で、仕立て上がり¥35,000、-(別税)でお願いいたします。

名古屋帯、仕立て上がりⅤ、Ⅵ

 

 

栗山紅型の麻の生地の夏帯、二点をご覧ください。わたしが長く入院いたしておりまして、ことしは夏帯もほとんどご覧いただくことなく過ぎてしまいました。栗山さんの夏帯は、秋冬物よりも値段は高いとされています。もうあすからは単衣の時期ですので、あまり夏帯をおすすめする季節ではございませんね。値段をうんと勉強させていただき、柄も品物も吟味してございますので、お求めいただきたいと思います。仕立て上がり¥¥48,000、-(べ地税)でお願いいたします。

名護帯、仕立て上がりⅢ

スクイの名古屋帯です。たきちのホームページでは79,000でお求めいただいておりました。この機ももう終わりになります。スクイはつづれなどと同じように爪や櫛などで寄せて織ってまいります。表情が出て、上手下手もすぐわかり、たいへん敏感な織物です。つづれに挑戦する人たちや、スクイの魅力に引き寄せられて、織子として参加なさるのですが、養成の期間は公的資金などもあり、なんとか頑張られるのですが、独り立ちしますとそのあまりの工賃の安さに長くは続かない・・・のが実情です。生き残るのには自分の技術を向上させる以外どのような方法もないのですが、苦節10年も営々と下積みで頑張れるひとも少なくなりました。伝統工芸はきちっと伝承されなければ意味をなしません。後世に残るものですから質を落とすことはできません。むずかしい問題でございます。この帯地は仕立て上がり¥59,000(別税)でお願いいたします。