



昨日のつづきでございます。最初の写真の紋紗は、お着物にもコートにも適しているとおもいます。二番目の紋紗は、袷用の紋意匠の生地を目を透かせて、単衣にお召しいただけるよう織った生地です。目方も袷の紋意匠の重さですから、単衣としてお召しいただくのがもっとも適しているとおもいます。あまり透けていませんので、袷におつくりになられた方がおいでですが、違和感はございませんでした。少しの透けも柄のように感じられました。三番目の生地は、機屋さんは単衣を目的に織っておいでだと思います。腰のある生地で、透けもあまりありません。最後の生地は紬のすこし太い糸を縦横に配した紬紗です。この生地は腰が強く、夏のきものとしても、コートとしてもいいものになると感じました。ベテラン向きのきものになるとおもいます。個人的にはグレーとか紺の無地にお染めいただき、長じゅばんの白との透け具合で涼感を楽しんでいただきたい・・・とおもいました。男物にもなるのでは・・・とも思っています。礼装の紋付より、すこしおしゃれなきものとしておめしいただくのも魅力的におもいます。わたしが若かったら着てみたいと思うくらい魅力を感じています。それぞれ¥24,000、-(別税)でおねがいいたします。(合格品ですと5万から6万くらいいたします。)
ご覧いただきましたように、わずかな反数しかございません。じぶんでも少ない・・・と思っています。もし、合格品で違う柄を見たい方がいらっしゃいましたら、どうぞ申しつけください。いつにても丹後から送ってもらいます。紋紗は最近は白生地でみなさまがご覧になられることは少ないと思います。染め加工をして店頭に出る時には小紋としてご覧になられるでしょう。紋紗は高級夏物ですので、織が難しいばかりでなく、需要が少なくなっていますようで、あまり生産しなくなりました。また、いっとき中国で織られたこともあり、それはさすがにものがよくありませんで、最近は姿を見なくなりました。
