すぐれもの名古屋帯Ⅳ

 

 

この名古屋帯は二点とも同じ機屋さんです。名古屋帯のみ織り続けておられる所で、感覚的にも袋帯の匂いのしない、昔ながらの名古屋帯のデザインです。左は引き箔地に錦で柄を織りだしています。ほんらい付け下げや無地の紋付のための帯地ですが、最近は小紋も格調の高い柄が多くなってまいりました。小紋の上級のきものにはこのクラスが必要な時代なのかもしれません。この機屋さんの帯地は今年に入ってからの取引で、まだ日が浅いのですが昔ながらの本格的な織りをつづけておられます。品物と値段を考えますとわたしはとても評価をいたしております。¥75,000、-(別税)でお願いいたします。