この六点の名古屋帯は、私が留守の間にお求めになられたお客様が、ご注文なさいまして、納品時に受け取りができなという事態になりまして、やむを得ず事故品として安く処分をさせていただくことになりました。捨松、栗山紅型、ぞの他の帯地も、品質はわたしが吟味済の品物ですので、品質、織り共にごく上質な帯地です。仕立て上がり、消費税込みの値段ですからどうぞご覧いただいて、できるだけ早くお求めください。
寸法は幅八寸二分、長さ九尺七寸の寸法で仕立て上がっています。
一番上の写真の帯地は、捨松さんです。わたしが10万少し上の値段でお求めいただいているのですが、現品¥75,000、-仕立て上がり、税込みでお願いいたします。
二番目の帯地は栗山紅型の麻の夏帯です。大胆な柄ですが、小千谷の麻の絣りや夏結城などにはとてもよく合いますかと存じます。¥50,000、-(仕立て上がり、税込み)でお願いいたします。
三番目の帯地は、絹芭蕉の生地に墨描きで株を描いたものです。絹芭蕉の生地は生の糸の状態で織っていますので、腰もあり、夏帯としてはとても締めやすいい生地かと存じます。¥10,000、-(仕立て上がり、税込み)でお願いいたします。
四番目の帯地は、もともと踊りの方のために20本ほどご注文で機屋さんに織ってもらった帯地の残りでございます。手織り引き箔のとても手のかかった良質の帯地ですが、お使いいただきますのに範囲が狭く難しいと思っています。楽しみでお使いいただける方がいらっしゃいましたら是非お願いしたいと存じます。¥10,000、-(仕立て上がり、税込み)
次の黒地の夏帯は、京都の夏お召し地にローケツで染めたとても質の高い帯地です。京都の産です。こちらは私が65000円でお求めいただいていました。こちらは¥45,000、-(仕立て上がり、税込み)でお願いいたします。
最後の染め帯は、若い番号のいい機屋さんの袋帯だったのですが、名古屋仕立ての方お使いいただきやすいと思って、名古屋に仕立てました。私はとても気に入っている帯地です。糸はシャリ感のある、一見夏帯・・・?と思えるような生地です。袷ばかりでなく、単衣のきものにも合わせてみてください。締めやすく、きっとお気に召すと存じます。¥35,000(仕立て上がり、税込み)でお願いいたします。