経済成長

シンビジュウムの花-500

バブルの崩壊から、日本はほぼゼロに近い経済成長の時代に入っています。同じように低成長の時代として江戸時代が参考になるのではないでしょうか。江戸時代は家屋をはじめとして使い捨ての文化でなく、耐久財の生産が中心でしたから案外豊かな生活であったろうといわれています。住宅は100年は持ちますし衣類も二世代、三世代と着継げます。また、収入の比較としても、農民所得を100として、工商人160、支配者177、。イギリスの工商人が205、支配者468。インドは工商人372、支配者2563との調査結果があります。日本の江戸時代は世界的に見ても、経済格差の少ない社会不安のすくない平和な国であったろうと思われます。そのような時代に導く考え方が基底にあったはずです。