絹と麻の長じゅばん

先日、ふと見かけた絹と麻の長じゅばん地がとても気になり、一反求めてみました。水を通して伸縮度や生地としての腰などいろいろテストをしてみました。伸縮度はゼロに近く、風合いも全く変化がありませんでした。どこで織っているのか気になり、問い合わせてみたのですが、ちりめんを織る織機ではうまくいかず、結局アパレルの生地を織る技術でないと製品化できませんでした・・・との報告を受けました。丹後や小松ではなく、洋服地を織る産地なのだと思います。いつも、新しいものに出会いますとまず、家内が試着をして、それからお客様にお求めいただくのですが、家内が普段にきものが着れませんので、証明なしでお客様方に申し上げることになりました。この生地ですと、麻のように突っ張ることがありませんので、麻のきものにも絽や紗などのちりめんの夏のきものにもおめしいただけます。アパレルの特徴で、斜めに伸縮性があります。体の動きに沿ってくれますが、長い歴史を持つ、丹後や五泉の白生地の、腰の強さはありません。でも、麻の長じゅばんがあまりにも高くなりましたので、このような生地も皆様にとっては一つの戦力になってくれると思います。ご一考ください。¥19,000、-(税別)でお願いいたします。

ご無沙汰いたしました。

木村先生作-500

ながくホームページを閉じていました。ご愛読いただいていました方々にはお詫びもうしあげます。このたび息子の助力で回復いたしました。このように広く開かれた窓を通してお目にかかれるのはやはり緊張いたしますし、自分が社会とつながっていると実感できてうれしいことです。休んでいる間に、ネットのきものを見学することもありました。また、一月二月と染め屋さんや機屋さんの話、また、流通に携わる人たちの状況など聞いていました。わたしなりに感じることがありましたが、個人的な部分ですので、あすから「旦那のブログ」で少し申し上げたいと思っています。

写真は木村哲也さんといわれる作家の方の屏風に制作していただいた作品の一部です。わたしの大好きな作家さんで、お弟子さんも育てられましたが、ご自分の落款のものはすべてご自分で染められました。それが当たり前のことなのですが、そんな方は滅多にいらっしゃられません。上野為二さんの最後のお弟子さんです。

ホームページがリニューアルされました

たきちのホームページが1ヶ月以上工事中の状態となり、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
サイトへの不正なアクセスがあり、サーバー管理会社がサイトの一部分を停止したため、復旧に時間を要しました。(ホームページを閲覧された方に問題が及ぶことはございませんので、ご安心ください。)

この度、デザインを一新して復旧することができました。
今後もたきちのホームページをよろしくお願いいたします。

年の暮れのごあいさつ

のれん改良型-500.jpg

 みなさま健やかにおすごしのことと存じます。今年も余すところ数日になりました。ともかく無事に新年を迎えることができそうです。ひとえにみなさまのご愛顧のたまものと深く感謝もうしあげます。早めのごあいさつですが、じつはこのホームページも今年中には一度閉じるようになると思いますので、年の暮のご挨拶をもうしげます。このホームページは業者に委託して運営しているのではなく、息子が時間をみつけては維持してくれているのですが、どうやら限界で、新しく立ち上げねばならないような状況のようです。新年のごあいさつはできないかもしれませんが、みなさまのご多幸をお祈り申し上げます。

たきちのホームページは広告の場ではあるのですが、同時にかってきものが日常の衣類であったじだいのきものの考え方・・・・を書き残す場でもありたいと願っています。昔を今に・・・・と望んでいるのではありませんが、着付けにしても値段にしても着たくても着れないような状態にしているのはわたしたち業界の発想そのものでは・・・・とわたしは思っています。ともあれ、頑固な年寄りとして来年も楽しみながら主張したいと思っています。ご愛顧のほどお願い申し上げます。

新年度

今年も格別に暑い夏でございました。みなさまにおかれましては元気にお過ごしのことと存じあげます。わたしも少し健康を損ねていましたが、無事9月1日を迎えることができました。たきちは9月から新年度が始まります。心を新たに、お役にたてる一年を目指してまいります。  私は業界で五十数年の月日を過ごしてまいりました。作ることから卸、小売りまで大体のプロセスを経験し、次の時代のきものの姿がおおよそ見当がつくと思っています。端的に申しますと、もどきの時代になる・・・ということでしょうか。考えてみますと日本のきものに匹敵する衣装は世界に二つと無いと思います。自然の花鳥風月を手描きで染めたり、糸から紡いでくくりの工程を経て染め、手織りに懸ける・・・このような文化は他に類を見ません。大変高いではないか・・・とみなさまおっしゃられでしょうか?私は生産の現場では、高いと思ったことはありません。ある一定の量を作ることで(職人の方々の寝食を忘れた働きによるのですが)コストは大変に抑えられていると思います。ある一定量の生産ができなくなったとき廃業するか、価格転嫁に追い込まれます。結城や小千谷は世界文化遺産に指定されましたが、苦境はつづいています。惜しいこと・・・と心から思っています。 この一年、こころこめた仕事をしてゆきたいと念願しています。

サイトリニューアル

本年3月よりサーバーの故障からたきちのホームページが更新できなくなっておりましたが、このたびデザインを一新して再開することができました。
これまでにサイトをご覧になっておられたお客様には、大変ご迷惑をおかけしましたことお詫び申し上げます。
今後もたきちのホームページをご愛用くださいますようよろしくお願い申し上げます。